mai contenti
ぞうのねがい

5歳の息子のためにムナーリが作った仕掛け絵本シリーズの一冊。

すでに絶版になった日本語版では「ぞうのねがい」というタイトルでしたが、原題は「決して満足しない」の意味です。

登場する動物たちは、それぞれ別の動物になりたいと願っています。象は鳥になりたくて、鳥は魚になりたくて・・・といった具合です。

なりたい動物は、頭のところにある小さなフラップの中に隠されています。頭の中の「なりたい」願いを描くために、これほど単純明快で当を得た表現方法はないでしょう。

フラップの中では、なりたい動物の全身が描かれていますが、ページをめくるとその動物の頭がアップで描かれています。静と動のリズムの面白さと同時に、見ている子どもにとっても理解しやすい構成になっています。

一番最後に登場する牛のなりたいものは、実は最初に登場した象だった、という堂々巡りのオチも楽しい。

Au grand cirque de Bruno Munari(ムナーリを紹介するフランスのサイト)で、この本を紹介しています(最初にハエにカーソルを合わせ、そのあと1行目の"Sous les volets"をクリックしてください)。

(詰坂奈月)

ブルーノ・ムナーリ作
32×24cm
10p(フリップ含まず)
フリップ5カ所
1945年作

イタリア語版
  • ぞうのねがい/BRUNO MUNARI伊
  • 3,500円+税(8%税込3,780円)
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英語版
  • ぞうのねがい/BRUNO MUNARI英
  • 3,500円+税(8%税込3,780円)
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ぞうがなりたい動物はなんでしょう?(画像の上にカーソルを置いてみてください)

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