The circus in the mist
霧の中のサーカス

『暗い夜に』から12年後に生まれたムナーリの代表作。同じ三部構成ながら、全体の構成がもっと洗練された感があります。

三部を通じたイメージの流れは、静・動・静とメリハリがついていて、ストーリーにまとまりがあります。

Au grand cirque de Bruno Munari(ムナーリを紹介するフランスのサイト)で、この本を紹介しています(最初にハエにカーソルを合わせ、そのあと3行目の"Calques et brouillard"をクリックしてください)。

(詰坂奈月)

ブルーノ・ムナーリ作
21.5×21.5cm 52p
1968年作品

イタリア語版
  • 霧の中のサーカス(伊)/MUNARI
  • 4,900円+税(8%税込5,292円)
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英語版
  • 霧の中のサーカス(英)/MUNARI
  • 4,900円+税(8%税込5,292円)
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第一部:霧の中のミラノの街。半透明のトレーシングペーパーに、黒インクで街のシルエットが印刷され、ページの重なりで霧の濃淡や遠近感が「絶妙」に表現されている。ミラノの街らしく、都市の洗練された無機質なモチーフが続く。 第二部:霧が晴れ、一転カラフルで楽しい雰囲気のサーカス。紙を切り抜いた仕掛けの中に、なんともムナーリらしい遊び心やユーモアが満ちあふれている。 第三部:サーカスからの帰り道。第一部と同様、霧の中を通るが、対照的に木などの自然物が描かれ、少し感傷的な感じを受ける。

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