THE CIRCLE

昨年復刻された「正方形」に続いての待望の復刻です!1964年にイタリア語で出版されたこの本も、久しく入手困難だったので、涙が出るほどうれしいです。ありがとう、コライーニさん(イタリアの出版社です)。

この本では、古今東西の円が120点以上の図版で紹介されています。その中には・・・

指輪、木の年輪、シャボン玉、マックス・ビル、サイクロイド、マルセル・デュシャン、ベンハムの錯視、カンディンスキー、ダ・ヴィンチ、クレー、唐傘、教会の薔薇窓、巴、武満徹、陰陽などなど、芸術にとどまらず、数学・科学や宗教まで様々な円が登場します。

正方形が、建築や調和的な構造体、文字など、人間およびその造形に帰するものであるとすれば、円は神に関係している。円は始めも終わりもなく、つねに永遠をあらわしてきたし、今日もそうである。

(「芸術としてのデザイン」より)

英語版ですが、図版が中心の本なので、読めなくてもかなり楽しめます。序文とほぼ同じ内容の文は、「芸術としてのデザイン」の中で読むことができます。

さらなる望みは、別の出版社(Zanichelli社)から出た「三角形」(1976)と「四角形」(1978)の復刻です。コライーニさん、よろしく!!

(2006年7月 佐々木隆行)

ブルーノ・ムナーリ作
15×15cm ソフトカバー、モノクロ、88p
1964年作品

イタリア語版
  • 円 IL CERCHIO(伊)/MUNARI
  • 2,415円(本体2,300円)
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英語版
  • 円 THE CIRCLE(英語)/MUNARI
  • 2,415円(本体2,300円)
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左ページ:オリンピック五輪、日の丸

右ページ:鉄の粉が、裏面の磁石によって様々な模様を生み出す。

左ページ:バックミンスター・フラーのジオデジックドーム

右ページ:ムナーリが1961年のミラノ・フェアのために作った円筒形の噴水

左ページ:エンツォ・マリの1959年の作品(右側)

右ページ:直径12cmの樹脂の球の中に立方体が入っている(エンツォ・マリ)

右ページ:「インディアン・ボール」と呼ばれるワイヤーのおもちゃ。色々な形に変化します。

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