era inverno / winter

ふゆ



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  • ふゆ/こうのあおい
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ミラノのエッメ出版 Emme Edizioni から1972年に出版された絵本の復刻版が2004年にコッライーニ社から出版されました。イタリア語版と英語版ながら、百町森の隠れた人気絵本です。そして待望の日本語版が登場しました。なんと、文章は河野さんご自身による書き下しです。じっくりと絵本の世界にひたって下さい。

なお、印刷はコッライーニ社の管理のもと、イタリアのヴェローナの工場で同様に行われています。

(佐々木)

この作者、私たちにはネフ社のアニマルパズルの作者としておなじみである。創設当時のニキティキの主宰者のひとりでもあったそうだ。その人がどれほど素晴らしい芸術家であるか、この絵本からわかる。

まず、表紙には愛らしい木がいっぱい。この一本一本が象徴的だ。見開きからタイトルを挟んで本文(といってもここは絵だけ、全体的に文が少ない絵本だ)の1ページ目、ここには沢山のグレーの雲が反転して登場する。この雲も一つひとつ生きているように個性的で愛らしい。その雲はやがて合体し大きくなり、雪になる。雪は木の上に、そして、大地に降り、やがてどこもかしこも真っ白になる訳だが、そのことを表現するのに作者は、最初ページの下に木を描き、次に真ん中、次に上となり、ついには本当に真っ白のページが現れるのである。

こういう展開は普通絵本を知り尽くした作家が使う手法である、という思いは私の錯覚だったのか、葵フーバーさんの場合は、芸術家の直感でこれをやっているに違いない。「真っ白」は実に効果的で、次の見開きから現れる動物の足跡が強調される。足跡はだんだん種類が増えていく。そして最後の見開きは、それまでモノクロの絵本だったのに、沢山のカラーの動物がこちらをむいて現れる。これはもしや絵本による俳句ではなかろうかと、私はただ感心するのである。本当に抱きしめたくなる一冊だ。

(柿田友広)

こうの あおい Aoi Huber Kono

1936年東京生まれ。東京芸術大学図案科卒。その後、ストックホルム王室デザイン工芸大学で、主にレタリングを学ぶ。1961年イタリア・ミラノに移住。マックス・フーバーのスタジオにて助手を務めるかたわら、イラストレーションの仕事に協力する。現在まで、主にテキスタイル、カーペット、絵本、玩具を手がけ、併行してエッチング、セリグラフ、絵画制作も行う。現在、南スイス在住。

絵本「ふゆ」について

ミラノから南スイスの丘の上の家に移り、ある冬の日に見たシーンをもとに描いた作品です。1972年にイタリアのエッメ出版から現代「ERA INVERNO」が刊行され、2004年にイタリアのコライーニ社から復刻版が刊行されました。現在世界6カ国語で翻訳されています。

(奥付解説より)

商品詳細

作: こうの あおい
アートディレクション: 河野葵
デザイン: 吉村雄大
寸法: 21.5×21.5cm
内容: 26頁
製作: アノニマ・スタジオ (イタリア)
初版: 2012年11月28日
原著: era inverno, Emme Edizioni, 1972

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