小川未明の絵本

金の輪


金の輪: 
  • 金の輪/小川未明
  • 1,900円+税(8%税込2,052円)
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「輪回し」と言うんでしょうか?自転車の車輪のような輪を棒で押しながら走る遊び…。吉田稔美さんの絵には、この輪回しをする(あるいは持っている)子どもがたびたび現れます。きっと思い入れのあるモチーフなのでしょうね。そんな吉田さんだけに、この「金の輪」の絵本の中では、輪回しをする少年を存分に描き切っています。

長い病から回復した主人公の少年が久しぶりに外に出てみると、友だちの声は聞こえず、ひとりで道を歩いていると、優雅に金の輪を回す見知らぬ謎めいた少年とそれ違う…。日常的な光景でありながらも、どこか違和感を感じさせるシチュエーションを、吉田さんは持ち前の大胆な画面構成で、静謐な非日常の空間として描いています。吉田さんの絵が持っている、異次元に迷い込んでしまったような感覚が、原作の持つ味わいをさらに深くしています。とりわけ、夢の中でのイメージの広がりと、それを受けての裏見返し(なんとカラー!)が素晴らしく、原作の持つ悲しみに吉田さんが救いを与えてくれたように思えるのです。

長い間病床に伏せていた太郎は、ようやく外に出られるようになりました。往来で二つの金の輪を回す少年と出会います。未明珠玉の童話。(出版社案内より)

商品詳細

作: 小川未明
絵: 吉田稔美
寸法: 30×23cm
内容: 28p
製作: 架空社 (日本)
初版発行日: 2006年11月

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