山の童話

風のローラースケート


風のローラースケート:福音館文庫
  • 風のローラースケート 山の童話
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こういうファンタジー世界の住人が絶滅してしまわないように大切にしていきたいものです。  

あらすじ

峠に茶店を開いた新婚の若者、茂平さんが秋の終わりに落ち葉でベーコン作りに挑戦していると2匹のイタチが見に来て味見をしたいと言います。じっと見つめるイタチたち。閉口した茂平さんがあとで来るようにいうと案外すなおに立ち去りますが、できあがった途端一匹がどろぼうします。茂平さんが夢中で追いかけると途中でもう一匹のイタチがローラースケートを貸してくれます。これを履いて追いかけるうち茂平さんは風になってしまいます。やはりローラースケートを履いて逃げていくイタチも風になり、海辺でやっと止まれた時にはどちらもへとへと。ふたりで海を見ながらベーコンを食べ、電車とバスで山へ帰りました。… というのが表題作。

同じ山のみやげ物屋の老夫婦や宿屋の子どもたち、茂平さんの奥さんなどが、うさぎやいのしし、桜の精などとほのぼのとしたおつきあいをする楽しい連作短編集です。

私は関東平野出身なので、静岡に来るまでこの話のような世界は遠いところに感じていました。でも山が見えるところで暮らしてみると、これはすぐ隣りの身近な世界のものだなあと実感します。

西洋の壮大なファンタジーもすてきですが、日本全国とくに地方にはこんな世界が点在していて、「親しみ深いファンタジーがあるんですよね。(福音館文庫版)

(コプタ通信2013年07月号より 築山真希子(つきちゃん))

商品詳細

年齢: 小学中学年〜
作: 安房直子
画: 小沢良吉
寸法: 17×13cm
内容: 192p
製作: 福音館書店
初版: 2013年5月10日

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