あまがさ


  • あまがさ/やしまたろう
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はじめて買ってもらったあまがさと赤いながぐつ。それを眺めながら雨の日を心待ちにしている3歳の女の子”もも”のお話です。
1963年の作品ですが、全く古さを感じさせず、おそらく作者八島太郎氏のお子さんの様子を描いたものにちがいないと容易に想像できる、子どもの心に寄り添った一冊です。

雨の日は洗濯物が乾かない。雨の日は自転車で買い物に行けない。ー大人の都合では雨の日は困ることだらけ。でも新しいかさを早く使いたいももは、雨が降るのを心待ちにしています。
ぎらぎら晴れの日や風の強い日…いく日も待ったある朝、お母さんの声でももは目を覚ましました。「おきてごらん!とてもいいことがありますよ。」雨の日をとてもいいことと言えるのは、もものお母さんが彼女の気持ちをよく理解しているから。
そしてももは『おとなのひとみたいに、まっすぐあるかなきゃ』と緊張感を高めます。かさにあたる雨音は『ぼんぽろ ぼんぽろ ぼとぼと ぽんぽろ』リズミカルな表現に、ももの高揚感が伝わってきます。

最後に大人になったももが出てきて『このはなしはすこしもおぼえていません』という結末をむかえますが、それによってむしろ3歳の頃の子どもの可愛らしさが際立ち、その成長をやさしく見守り続ける親の思いが感じとれて、親と子の2つの側面を味わえる珠玉の一冊です。

(清水)

商品詳細

年齢: 3歳〜
文・絵: 八島太郎
寸法: 21×24cm
内容: 32p
製作: 福音館書店
初版: 1963年8月

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