はなをくんくん

商品の説明

シンプルな文とモノクロの絵。だけどあたたかい雰囲気に心を奪われます。生き物たちが冬眠をしていますが、だんだんと目を覚まします。はなをくんくん。みんなかけていく、そしてぴたりととまる。そこにあるのは、黄色い1本の花。春を待ち侘びた生き物たちが1本の花を見つけて嬉しそうに喜ぶ様子の可愛らしいこと！モノクロの世界に黄色い色だけがまるで宝物のような特別感を出しています。

原作は「THE HAPPY DAY」なのですが、はなをくんくんという表現が絵本の中で何度も出てきたそうです。子どもたちに親しみを感じる表現として、「はなをくんくん」とタイトルにしたきじまはじめさんのセンスが素晴らしい！

（スタッフちさ／「絵本のじかんVol.8雪」より）

詩のような気持ちのいいリズミカルな文章。絵は白黒だが気品に満ちている。白黒である意味が最後にわかる。

この記事を書いた人

ちさ斉藤千紗

２児の母。百町森との出会いは幼稚園の頃。母に買ってもらったアイロンビーズに夢中になりました。数多くある中での思い出の絵本ベスト3に入る「わたしのワンピース」。 主に、接客、検品、品出し、本の発注、季節ごとの絵本展示替えなどを担当しています。（スタッフ紹介ページへ）