ミセスこどもの本

ふたりはともだち

商品の説明

かえるくんとがまくんによる心温まる5つの短編集になっています。2人はとてもいいコンビで、2人の友情に本当に羨ましくなってしまうほどです。中でも最後の「おてがみ」というお話は、おてがみをもらったことがなく悲しそうながまくんに、かえるくんがおてがみをすぐに書いてあげるのです。かえるくんが綴る「しんあいなるがまくんへ。ぼくはきみのしんゆうであることをうれしくおもっています。しんゆうのかえる」とあります。2人が交わす言葉の中に互いに互いを想う特別な友達への想いを感じました。

（スタッフちさ／「絵本のじかんVol.10ともだち」より）

ロマンチストだけど、ちょっと子どもみたいで、落ち込みやすいがまくんを、知恵をはたらかせて、勇気づけ助けようとするかえるくん。この二人の主人公の見事なかけ合いは、たぐいまれといっていいだろう。

この記事を書いた人

ちさ斉藤千紗

２児の母。百町森との出会いは幼稚園の頃。母に買ってもらったアイロンビーズに夢中になりました。数多くある中での思い出の絵本ベスト3に入る「わたしのワンピース」。 主に、接客、検品、品出し、本の発注、季節ごとの絵本展示替えなどを担当しています。（スタッフ紹介ページへ）