クリスマスまであと九日 セシのポサダの日


  • クリスマスまであと九日
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この絵本はクリスマス前の九日間行われるポサダというメキシコの民族行事を題材にしています。メキシコに住む女の子セシはいつも人形を抱いている想像力豊かな子。でも、お母さんのスカートにしがみついたりする内向的な面も持っています。今年は、自分のためにポサダの祭りをしてくれるというので大喜び。そして、その祭りのクライマックスには、上からつるしてある張りぼての風船のような(?)ピニャタというものを割り、中から出て来るキャンデーやオレンジを、お祝いに集まっている子たちが拾うのです。 セシは自分のポサダでどんなピニャタを吊るそうかと買いに行き、なんと、ウサギさんやゾウさんではなく、「イエスさま居場所を博士たちに教えた」ダビデの星を選びます。この選択にセシの内面の豊かさが現れています。セシはこの飾り物がたいそう気に入って、とうとう割られる時が来ると、とっさに「割らないで!」と叫びます。この瞬間、セシは目の前の現実を見ずに、イメージという別の世界にワープするのです。ここでセシがどう問題を解決するか、その心の動きとピュアな感性に私は震えがきました。一種宗教的な世界に包まれたような気がしました。『もりのなか』の作者マリー・ホール・エッツはメキシコ系の図書館員に協力してもらってこれを描き、翌1960年この絵本でカルデコット賞を取ります。(柿田)

商品詳細

年齢: 3・4年生〜
作: マリー・ホール・エッツ&アウロラ・ラバスティダ
画: マリー・ホール・エッツ
訳: たなべ いすず
寸法: 28×21cm 
内容: 46p
製作: 冨山房
初版: 1974年12月

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