闇の夜に nella notte buia


闇の夜に nella notte buia:第1部 闇の夜に nella notte buia:第2部 闇の夜に nella notte buia:第3部
  • 新装版 闇の夜に(日本語版)/MUNARI
  • 3,500円+税(8%税込3,780円)
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1956年に作られたこの作品は、のちのムナーリの表現の方向性を決定づけた「これぞムナーリ」と言える代表作のひとつです。

三部構成の第一部は夜の街、第二部は夜明けの牧場、第三部は洞窟探検と、夜から始まって一連の時間の流れの中で場面が劇的に変化していきます。各部は全て16ページで構成されていますが、第一部は黒いマット紙、第二部は半透明のパラフィン紙、第三部は土を思わせるベージュのマット紙と使い分けがされています。

こういった紙の素材そのものを活用した表現は、当時の絵本の中では他に類を見ない斬新かつ奇抜なものでした。今にあっても、この素材の選択と扱い方の巧妙さは他の追随を許さないように思います。

読み手は、自らの五感を使いながら、イメージをふくらませ、物語に積極的に参加できます。

(元スタッフ 詰坂奈月)

新装版

2005年に日本語訳が出て、ここ最近は品切れしていましたが、「ムナーリ生誕110周年記念復刊」ということで、カバーがついて再登場しました。

印刷はこれまで同様、イタリア語版版元のコッライーニ社が行っています。

第一部:黒いマット紙にコバルトインクで印刷され、夜の街に浮かび上がるシルエットを表現。丸い穴を通して見る月の光は、各ページに登場する猫やこうもり・人間たちの絵と文字の大きさの効果で、遠くなったり近くなったりする。

第二部:朝霧が半透明のパラフィン紙で表現され、ページをめくるにつれ自分が朝霧の中を進んでいるような感覚に陥る。

第三部:牧場を抜けると、そこは洞窟。砂の壁を思わせる紙に、自然が作り上げたような不定型な穴を連続して開けることで、洞窟を表現。洞窟を進んでいくと、宝箱や古代の壁画、地下水脈、化石などが現れる。

著者プロフィール

ブルーノ・ムナーリ Bruno MUNARI

1907年 ミラノ生まれ。ムナーリの活動は幅広く、造形作家、彫刻科、インダストリアル・デザイナー、グラフィック・デザイナー、映像、作家、詩人、美術評論家、美術教育家と実に様々な分野に及んでいる。金のコンパス賞(1954年、1955年、1979年)、ウルム・スピール・ガット賞(1971 年、1973年、1987年)、1963年イタリア共和国大統領より金メダル授与、1974年 ニューヨーク科学アカデミー名誉賞、アンデルセン賞、1985年ジャパン・デザイン・ ファンデーション賞、1986年レゴ賞、1988年アカデミア・リンチェイ賞等多数。ハー バード大学名誉会員、ジェノバ大学建築名誉博士、ブレラ美術大学名誉会員。

藤本 和子 (フジモト カズコ)

1939年東京生まれ。翻訳家・作家。ブローティガン『アメリカの鱒釣り』の斬新な訳文は、のちの翻訳に大きな影響を与えた。訳書に『西瓜糖の日々』『ビッグ・サーの南軍将軍』(ブローティガン)他多数。

(出版社サイトより)

商品詳細

作: ブルーノ・ムナーリ
訳: 藤本和子
寸法: 23.5×16.5cm
内容: 50ページ
製作: 河出書房新社/コッライーニ社
初版: 2005年07月30日初版、2017年07月30日新装版(オリジナルは1956年)
原著: nella notte buia

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