岩波ブックレット

「ゲド戦記」の世界


  • 「ゲド戦記」の世界/清水真砂子
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1976年の初版以来、多くの読者に愛されてきた「ゲド戦記」シリーズ。翻訳者として、30年にわたって「ゲド戦記」と歩みをともにしてきた清水真砂子氏が、作品との出会い、翻訳の苦労と面白さ、各巻の魅力、作者ル=グウィンの交流などを語った講演録。翻訳者の生きた言葉による、絶好の「ゲド戦記」案内。

■著者からのメッセージ

アースシーの旅というのは私にとって何だったか。考えてみますと、私は人生の半分近くを「ゲド戦記」〔原題はEartesea Books〕と旅をしてきたことになります。私にとってはやっぱりいい道連れだった、とても大事な道連れだったと思います。そのとき、そのときに私が生きていくなかで直面する問題が、本を読むとそこでもやっぱりとりあげられていて、ル=グウィンもそれを一生懸命考えている。ル=グウィンがあの作品の第1巻『影との戦い』を発表したのは、1968年。39歳のときでしたが、私が作品に出会ったのは31歳か、32歳。翻訳が出たのは35歳のとき〔1976年〕でした。

ル=グウィンと私はちょうどひとまわり年がはなれているのですが、ル=グウィンが考えることを一歩遅れて私もまた考え、そうやって、彼女のあとを少しずつたどっていく。松明(たいまつ)をかかげて進む彼女のあとを私もついていく、そんな感じの30年だったような気がします。

(本文より抜粋)

■編集部からのメッセージ

「ゲド戦記」をご存知ですか?――そう、2006年夏、スタジオジブリによる映画が公開されました。

原作は、イギリスの「指輪物語」「ナルニア国物語」と並び称される、アメリカ生まれのファンタジーで、日本でも1976年の初版以来、「ゲド戦記」シリーズは多くの読者に愛されてきました。

シリーズ全6巻の翻訳者はご存知,清水真砂子さん。

ご著書『子どもの本の現在』や『学生が輝く時』などで、常に、いまを生きている人間のありようと物語の力を切り結び、現代社会に鋭い提言をし続けてきた清水さんが、翻訳者として30年にわたって歩みをともにしてきた「ゲド戦記」を語った講演録です。

作品との出会い、翻訳の苦労と面白さ、各巻の魅力、著者ル=グゥインとの交流など……翻訳者の生きた言葉による、絶好の「ゲド戦記」案内です。

【編集部 石橋聖名】

(出版社サイトより)

商品詳細

著: 清水真砂子
寸法: A5判(並製)
内容: 62頁
製作: 岩波書店
初版発行日: 2006年09月08日

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