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イーダ・ボハッタの絵本とゲーム

イーダ・ボハッタは、100年以上前の1900年4月15日にウィーンで生まれました。幼い子ども時代の不思議な世界を紙にとどめる、という珍しい才能を彼女は持っていました。しかしそれだけでなく、彼女独自のファンタジーの世界と現実性とを、繊細なユーモアで結びつけることもできました。

彼女のオリジナリティは、1927年にミュンヘンにある出版社アルス・エディション(当時はアルス・サクラ・ヨセフ・ミュラーといった)へと導きました。絵はがき、切り絵、そして後に有名になる、天使、サンタクロース、妖精、小人、花の子ども、クマ、犬、ネコ、ネズミ、てんとう虫などたくさんのいきもののお話の小さい絵本は、芸術家と出版者の長く実りある共同作業の結果でした。

1942年から、彼女の「小さい本」は、ドイツとオーストリアで禁止されました。しかしながら、戦後の時代になって、たくさんの絵本(全部で100冊をはるかに超える)が次々と生まれました。

(「シュフティはどこ?」「ファーベン・ドミノ」解説より)

イーダ・ボハッタさんは、ドイツの国民的絵本作家です。ウィーンの芸術商業学校で訓練を受け、わずか19才という若さで最初の絵本を出版しました。現代ならまだしも、20世紀はじめにその若さで本を出したというのは驚きです。いかに彼女の才能が素晴らしかったかが伺えます。

その後も数多くの絵本を出版し、それらはドイツ語圏の国々で愛されています。彼女の描く、妖精や花の子ども、てんとう虫などの生き物たちは擬人化されていて、可愛らしいのですが、甘すぎない品の良さを持っています。

今回、待望の邦訳本が2冊出版されました。そして、以前からお薦めしてきた、ボハッタさんの絵を使ったゲームもありますので、併せてご紹介します。

(2006年6月 佐々木)

写真は100 Jahre Ida Bohatta Leben und Werk(arsEdition)より

プロフィール

1900年4月15日、ウィーン生まれ。ポストカードの仕事を経て、1992年11月に没するまで、絵本作家として植物や動物への優しいまなざしを持ち、ユーモアあふれる作品を発表し続けました。イーダ・ボハッタは、ドイツ語を話す国ぐにで、世代を超えてもっとも読まれてきた絵本作家です。70冊をこえる絵本たちが、毎年、毎年、版を重ね、今日もなお、子どもにも大人にも愛読されています。また、彼女の物語は、ドイツ語圏にとどまらず、これまで多くの国で翻訳されています。(「はなのこどもたち」より)


イーダ・ボハッタの絵本


ボハッタさんの絵本がついに翻訳されました。2冊ともとても可愛い内容です。見開きには、絵と詩のような文が対になって書かれています。

装幀はコズフィッシュの祖父江慎さんと芥陽子さん。細かいところまで気配りされた丁寧なつくりです。特に、カバーを外すと表れる表紙と背表紙のエンボス文字は、紙の質感と相まって、思わずなでて感触を楽しんでしまいます。もちろん、本文の紙質や文字組も良質で、小さいながらも大切にしたくなるような本になっています。正直言って、原書のドイツ語版を超えています。

ゲームに出てくる絵も ゲームに出てくる絵も 表紙には品格あるエンボス文字 背表紙もエンボス

Die Lieben Sonnenstrahlen
かわいいひかりのこたち
作:イーダ・ボハッタ/訳:松居スーザン・長嶋恵子
税込¥735(本体¥700)
15×12.5cm 17p
ひかりのこどもたちが、クリスマスローズ、たんぽぽ、すみれ、あさがおなどのところにやって来ます。季節も冬から、夏、秋とめぐります。1950年作。 Die FRUHLINGS-KINDER
はなのこどもたち
作:イーダ・ボハッタ/訳:松居スーザン・長嶋恵子
税込¥735(本体¥700)
15×12.5cm 17p
ねこやなぎや、すみれ、りんごの花などが登場します。子どもの姿になった花たちの可愛らしいこと!1973年作。
  • かわいいひかりのこたち/イーダ・ボハッタ
  • 735円(本体700円)
  • 品切れ。入荷未定
  • はなのこどもたち/イーダ・ボハッタ
  • 735円(本体700円)
  • 品切れ。入荷未定

Sternschnuppen
ほしのこどもたち
作:イーダ・ボハッタ/訳:松居スーザン・長嶋恵子
税込¥735(本体¥700)
15×12.5cm 20p
ほしのこどもたちが、やせ細っていくお月様を看病したり、地球に呼ばれて流れ星になったり、あっという間に通り過ぎていく彗星くんに話しかけたりします。最後はこもりうたで締めくくります。1942年作。 Regentropfen
雨だれぽとり
作:イーダ・ボハッタ/訳:松居スーザン・長嶋恵子
税込¥735(本体¥700)
15×12.5cm 20p
あまだれのおじいさんやこどもたちが登場する小さなお話です。元気のないわすれな草を助けたり、水たまりが乾かないように傘で「おひさまやどり」をしてやったり、服を泥で汚したいとべそをかいたり、ユーモアあふれる世界です。1943年作。
  • ほしのこどもたち/イーダ・ボハッタ
  • 735円(本体700円)
  • 品切れ。入荷未定
  • 雨だれぽとり/イーダ・ボハッタ
  • 735円(本体700円)
  • 品切れ。入荷未定

イーダ・ボハッタのゲーム


ファルベン・ドミノ
税込\2,100
(本体\2,000)
3才〜
ボハッタさんの絵を使った色ドミノ。妖精や花の子、動物などがかわいい。 シュフティはどこ?
税込\2,100
(本体\2,000)
4才〜
ボハッタさんの絵を使った神経衰弱。妖精や花の子、動物などがかわいい。
  • ファーべンドミノ
  • 2,415円(本体2,300円)
  • 販売終了
  • 会員価格(5%OFF)
  • シュフティはどこ?
  • 2,415円(本体2,300円)
  • 販売終了
  • 会員価格(5%OFF)

イーダ・ボハッタのぬりえ


ぬりえ・雪の日
LEISE RIESELT DER SCHNEE
税込\567
(本体\540)
5.2×h7.5cm 56枚
製作:アルスArsEdition社(ドイツ)
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  • ぬりえ・雪の日
  • 567円(本体540円)
  • 販売終了