ジャンル別お薦めの本

のりもの絵本

車の絵本は、作者の思いが込められているものが多いようです。子どもたちは、こういった絵本を読んでもらうことで、豊かなイメージをふくらませます。

自動車が大好きな子には、ここで取り上げたような物語性豊かな本を与えて、より豊かな遊びに発展していくようにさせたいものです。

自動車が好きな子どもの気持ちは、ややもすると大人には理解できない場合があります。こうした絵本を読んでもらうことで、子どもにとっては共感してもらえる大人がそばにいるという安心感にもつながっていくことでしょう。

また、乗りもの絵本にしか興味を持ってくれないと嘆く方がいます。でもご安心下さい。乗りものの本にはたくさんの名作があります。もちろん、本の選択の主導権が子どもに行かないように、親も勉強する必要があります。

(2006年3月 柿田友広)

科学の絵本

科学がちょっと苦手なんていう人も、こんな楽しい子どもの絵本なら、つい興味を持ってしまいます。まず、大人が楽しむことから始めましょう。

科学の絵本は読み聞かせる本もありますが、どちらかというと資料として出番を待っているものが多いので、まず大人が読んでおいて、子どもがちょうど欲している時に、その知識を提供してやります。

もっとファンタジーを読みたい人に、新旧おすすめの長編ファンタジー

『ハリー・ポッター』刊行以来、ファンタジーを読む子どもが増えました。そのお陰で続々と長編ファンタジーが出るようになったし、それ以前からあったファンタジーも注目され、映画化されることもしばしばです。

今回は今注目の長編ファンタジーの中から、ぜひ読んでほしいものをここでご紹介します。

(コプタ通信2006年7月号より 柿田友広)

読むべき物語はここにある

私が「文庫派』になったわけ

「文庫を買おう」と思ったのは、長男が中一、次男が小五のときでした。私は、子どものころから図書館に通う本好きでしたが、残念ながら何を読んだか覚えていない。結局、覚えているのは自宅の本棚に並んでいた本なんです。また、いわゆる名作はダイジェストどまりだったのも残念でした。せめて自分の子どもには、もう少しましな読書体験をさせたい、と少年文庫を買い始めたのです。文庫なら、ハードカバーと同じ金額で2〜3冊買えて、コンパクトだし(朝読書に最適)、選書もしっかりしていて、古今東西、幅広くカバーできるので言うことなしです。

買ってみると、結構喜んで読んでます。「家にいつもある」のが大事な気がします。読まない本もありますが、「そのうち読むだろ」と、別の本を用意してやります(安いし)。今の悩みは、読みたい本が多くて読み切れないこと。もう少し早く始めればよかった、と今では思います。小学校3・4年くらいから楽しめるものがあるので、とにかく「読んであげる本」として、何冊か試してみて下さい。「読んでもらっているうちに、続きが待てなくて自分で読んじゃった」が理想のパターンです。

(2010年06月 佐々木)

現実と切り結ぶための読書

『だから、新書を読みなさい』(奥野宣之、サンマーク出版) を読んで、新書の良さを再認識しました。ひとことで言えば、新書とは、門外漢にもわかるような分かりやすい「最高のオリエンテーションツール」であり、定番/ロングセラーを目指した普遍的な内容が魅力の教養書・実用書というわけです。

インターネットでの検索が当たり前の今日では、わからないことや興味を持ったテーマについて、すぐに調べることができます。最新の情報を広い範囲から集めることができるのがメリットですが、一方で、断片的な情報や些末的な情報も多く、情報の信頼性も自分で判断しなければなりません。その点、新書はその分野の専門家が、初心者向けに書いた入門書なので、基本が体系的にまとめられていて、内容の信頼性も高いと言えます。「急がば回れ」で、こういった入門書で全体像を把握しておくことで、ネット上の情報がより深く理解できるのではないでしょうか。

一方、子どもの読書を長いスパンで見ると、絵本〜おはなし〜幼年童話〜児童文学と、物語の世界がどんどん深く広くなっていきます。それと平行して、中学生くらいから、自分自身や現実の世界への興味もどんどんふくらんできます。そういった興味に答えるものとして、中学生・高校生を対象に、その分野の一流の専門家が、わかりやすく書き下ろした新書が出ていますので、ぜひお試しください。

2010年6月 佐々木

洋書

百町森は洋書をほとんど置きませんが、こだわりのある作家や内容のものだけ扱っています。

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