いろんなポーズをとらせてみよう
針金入りのウレタンフォームでできていて、いろんなポーズが可能なさるのおもちゃです。
当時、マットレスや詰め物としてしか使われていなかった新しい素材フォームラバーを、他の用途に使えないか、とムナーリに相談したのが、素材メーカーであるピレリ社(イタリアのタイヤメーカー、ムナーリがロゴデザイン?)のマネージャーでした。ムナーリは材料サンプルをもらって、その性質に沿った物を見つけだすための、一連の実験を行いました。
子どもの手の中のフォームラバーの切れ端が、まるで生きているような柔らかさと弾力を伝え、猫や小さな動物を抱いているような感覚を起こさせることにムナーリは注目し、おもちゃを作ることにしました。様々な試行錯誤の結果、針金を骨にしたウレタンフォームの猫がまず生まれました(1949年)。そして1952年に生まれたのが、このジジです。
1954年には第1回の「黄金のコンパス賞(コンパッソ・ドーロ)」を受賞しました。
手荒に扱うと針金が飛び出すこともあるので、子どもには不向きです。大人が優しく扱って下さい。
(2008年6月 佐々木)









