Cappuccetto Verde / 緑ずきんちゃん

スタンプをいっぱい押してみた

ブルーノ・ムナーリが企画・制作したTantibanbiniシリーズは、1972年から78年にかけて66点出版されました。

この緑ずきんちゃんは、その中の6番目として1972年に出版されました。緑ずきんちゃんは、お母さんに頼まれておばあちゃんのところまでお使いに。友達のカエル、ベルドッチャと一緒に森を抜けていくとオオカミが・・・。さて、緑ずきんちゃんの運命や、いかに。

技法的には、彼がダネーゼ社で商品化した Edizioni per bambini シリーズの中の「METTI LE FOGLIE(Putting the leaves on)」のような植物の葉っぱのハンコを使って、上手く森の雰囲気をかもし出しています。また、「デザインとヴィジュアル・コミュニケーション」の冒頭部分、テクスチャのところで紹介された「ザラザラした紙の上を、クレヨンを平らにしてなぞってできたテクスチャー」を多用しています。彼自身が紹介しているような敷居の低い技法で、これだけの表現ができるのは驚きです。

(2008年6月 佐々木)

写真を拡大
作者:
ブルーノ・ムナーリ
製作:
コライーニ社(伊)
寸法:
22×22cm
頁数:
32p
初版:
2007年
原著:
1972年Einaudi社(伊)
イタリア語版:
英語版:

石に描く

緑ずきんちゃんは、森の向こうに住むおばあちゃんの家へ。木や草の葉っぱはスタンプで表現されています。

ABCグリーン

ざらっとした紙にクレヨンを平らにしてなぞったり、サインペンでさらっと描いたり、と一つ一つの技法は単純です。


関連商品


エディツィオーニ・ペル・バンビーニ

シリーズの全貌とオリジナルの写真を見ることができる貴重な資料。

黄色ずきんちゃん

姉妹編。今度は街が舞台です。

オリジナルなゼログラフィーア

コピー機を使った表現と遊び