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ドイツ人(特に北の方の)は、面白いことがあっても、その場では笑わずに家に帰ってから笑うといいます(ホントかしら?)。ゾーヴァの絵の中には、いかにもドイツらしい「暗さ」や「深さ」が満ちています。そして、その中にちょっぴりのユーモアが隠されていることもあります。
現実にはありえない非日常の空間をきっちりと描き込むことで、不思議な世界にリアリティが生まれます。見れば見るほど、引き込まれる味わい深い世界です。私の好きな画家ルネ・マグリットに通じるものを感じます。
(2001年4月佐々木)
- ●ミヒャエル・ゾーヴァ(Michael Sowa)のプロフィール
- 1945年ドイツ生まれ。ベルリンの芸術大学で芸術教育を専攻。半年間教育に携わったのち、画家、風刺漫画家、イラストレーターとして活躍。ベルリン在住。
1994年に出版された「ちいさなちいさな王様」の挿絵で一躍世界に注目され、物語や絵本の挿絵を中心に、独特の世界を瓢々と築き続ける。フランス映画「アメリ」(2002年日本公開)の美術やオペラ「魔笛」(1998年フランクフルト歌劇場)の舞台美術を手がけるなど、ジャンルを越えた世界で活躍し続ける。その作品はつねに一枚の「アート」としての驚くべき力と質の高さを持ち、世界中に多くのファンを持っています。
- ●インコグニート社(Inkognito)について
- ベルリンで、ポストカードやポスターなどを制作している。ゾーヴァの作品を精力的に商品化している。ゾーヴァ氏と30年来の友人であるミヒャエル・エッター(Michael Etter)氏が社長。
ゾーヴァのクリスマスカード
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「私の母は85になり、私ももう50です。私たちはベルリンで異なる住居に住み、唯一の親戚です。私の趣味:煙草とTV」(インコグニト社カタログより)
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