ハインリヒ・ホフマンの絵本

ハインリヒ・ホフマン(1809-1894)は、フランクフルトに生まれ、ハイデルベルクとハレで医学を学び、25才の時に故郷で開業、42才で市立精神病院の院長となりました。もともと開業医として、診察時にむずがる子をなだめるために、お話をしたり絵を描いて見せたりするのが得意だったそうです。

1844年のクリスマスの1週間ほど前、3才になる息子に贈る適当な絵本を本屋で見つけることができなかったので、かわりに1冊のノートを買ってきて、自分で絵を描き、詩をそえて絵本を作りました。

それが出版者カール・F・レーニングの目にとまって、「もじゃもじゃペーター」を含む6編の話からなる初版が1845年に出版されるや、1ヶ月のうちに1,500部を売りつくす大評判をおさめたそうです。その後も、改作やおびただしい翻案を生みながら、多くの国の言葉に訳され、600版以上を重ねて、世界で最も成功した絵本となって、ホフマンの名を不朽のものにしました。

(「もじゃもじゃペーター」解説より)

「もじゃもじゃペーター」以外のホフマンの絵本は、入手が難しかったのですが、おおたにみなさんが、精力的に翻訳してくださっているおかげで、うれしいことに手に入りやすくなりました。

(2006年4月 佐々木)

  • なまけものバスティアン/H・ホフマン
  • 1,500円+税(8%税込1,620円)
  • 販売終了
  • くるみ割り王とあわれなラインホルト
  • 1,600円+税(8%税込1,728円)
  • 販売終了
  • お日さまを訪ねて/H・ホフマン
  • 1,400円+税(8%税込1,512円)
  • 販売終了

古典的名作「もじゃもじゃペーター」


ホフマンの最初の絵本にして、最も世に知られた作品です。もともとは、3歳になる自分の息子のクリスマスプレゼントとして作った絵本だそうです。収められた9編はみな、「警告に従わないとひどい目に遭うよ」というメッセージです。見ていると怖くなってしまうものも多いのですが、それこそがホフマンの狙ったところなのでしょう。でも、稚拙で素朴な絵が、バランスを取っています。
 
 
もじゃもじゃペーター
作:ハインリッヒ・ホフマン /訳:ささき たづこ
24×19cm 48p
1847年版がもとになっている。絵が素晴らしい。
  もじゃもじゃペーター(独語版)
作:Dr.H.Hoffmann
13.5×10.5cm 31p
おそらく後年になって描き直されたもの。絵のタッチは重々しいが、コンパクトで安価なのがうれしい。ドイツ語版です。
  • もじゃもじゃペーター
  • 2,200円+税(8%税込2,376円)
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  • ARS002 豆本 もじゃもじゃペーター
  • 580円+税(8%税込626円)
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