暮らしのあれこれ88 種子法廃止で何がおきる?

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皆さん、「種子法」ってご存知ですか?

『私たち日本人の食を支えてきた米・麦・大豆。これらの「主要農作物」を安定供給するために優良な種子の生産、普及を「国が果たすべき役割」と定めていたのが種子法(主要農産物種子法)』です。(日本の種子を守る会のリーフレットより)しかし、国はこの法律の存在が「民間企業の参入を阻害している」として突如、種子法の廃止を閣議決定。2018年3月末に廃止されます。充分な審議も農業関係者への説明もなく!です。

そもそも私などは知識もなく、マスコミもほとんど取り上げないので、この種子法廃止の先にあるものは何なのか?どうするべきなのか、さっぱりわかりません。そこで、勉強会に参加してきました。講師は元農林水産大臣の山田正彦さん、日本の種子を守る会事務局アドバイザーの印鑰智哉さん、料理研究家の枝元なほみさん、自然農法を実践している三浦伸章さんの4名でした。

今まで、私たちの食の基本である「種」や、各々地域にあった300種以上の「米」の品種も公的支えや予算によって支えられ、守られてきたそうです。しかし、今後、利益を優先する民間企業に任せることになれば、これまで守られてきた多品種の種子が少品種となり、ひいては地域の文化の多様性も失われることになりそうです。多国籍企業による遺伝子組み換えの種、農薬、化学肥料、大規模農業を私たちは選ぶべきではありません。世界の多くは、大規模農業から家族農業へ、農薬を使わない農業へと転換しています。しかし日本は逆の道へ進もうとしています。家庭菜園で種を採ることもできなくなってしまうような社会はおかしいと思いませんか?子育てにも共通する命に関わる大切な問題です。

とにかく多くの方に台所の声として(これは勉強会の講師の1人枝元なほみさんのおことば)伝えたいと思いました。「日本の種(たね)を守る会」では会員を募集しています。

また、とてもわかりやすいリーフレットを発行しています。興味のある方は是非アクセスしてみて下さい。そして、この問題を多くの方に伝えて下さい。

(山崎直子)

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