暮らしのあれこれ85 原発事故という負の遺産を残した私たちが今、 子どもたちの未来のためになすべきことは…

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2011年の東日本大震災、福島第一原発の事故から、6年が過ぎました。少しでもお役に立ちたいとの思いから、当初被災地に絵本、児童書を送ることからはじめて、手づくりのボール、ぬいぐるみ、おもちゃなどもお送りしましたが、現在は2団体へのカンパに集約されてきました。

2つのうちのひとつ「未来の福島こども基金」のことをご紹介します。

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この基金は「福島の子ども保養プロジェクト 沖縄・球美の里」の特別支援団体として、福島の子どもの保養の手助けをしています。その他、早い段階からチェルノブイリを支援するなかで学んだことを元に、子どもたちを守るために開設された「いわき放射能市民測定室たらちね」の運営、さらに、この5月には「たらちねクリニック」がオープンしました。

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活動の中で、15年以降子どもたちの健康の様子に変化が現れてきたそうです。具体的には、球美の里の保養のなかで薬を飲んでいる子どもが増えていること、子どもたちの肝機能低下、不整脈、風邪を引きやすい、皮膚病などが特定の集団に起きていること、さらに大人の肺がん、死産、流産の多発など地域の人々の心身の状態が悪化していることを体感するなかで住民の拠り所としての医療機関が必要だったそうです。

あの時、私も原子力発電の負の部分をいやというほど見せ付けられて、エネルギーのことを考え直すようになりました。しかし時が経ち、今また日本で5基の原発が再稼動しています。強く、すべての原発が廃炉になることを願っています。「沖縄・球美の里」では、寄付やボランティアを募集しています。百町森では、今まで通り、ペーパーバッグの売り上げ代金などを寄付させていただきます。

(山崎直子)

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