30周年のごあいさつ

開店後、しばらくしてからの写真です。はっきりした日付はわかりませんが、
残っている写真の中では、最も古い時期のものです。

30年前の3月1日、静かに、小さな店百町森はオープンしました。商売の仕方も知らず、直接出版社にいって仕入れた大好きな絵本をおいて(最初は絵本屋さんでした。)、たった一人のスタートでした。(2月に準備をしている時、目がかゆく、鼻から鼻水がたれ、初めて花粉症であることを自覚しましたので、私にとっては今年は花粉症30周年でもあります。笑)父親がやっていた印刷屋が移転した後の、事務所だったところを使って、たった3坪のお店から始まりました。5年目に隣の部屋をつぶして、店舗は12坪になりました。10年目で引っ越して、30坪の店舗になりました。(この頃から本格的におもちゃを売るようになりました。)21年目にまた引っ越して現在の60坪の店舗になりました。

最初のころは無我夢中がむしゃらにやっていたのですが、楽しくて楽しくてしかたありませんでした。5年位たった頃から、儲けが出なくて、焦ったり、ノイローゼにもなり、やめたくなる事もありました。15年目に相沢が描いた「パパのめり込み度100%のおもちゃ」という漫画がプチタンファンという雑誌に出、誌上で通販をしたのが大当たり。何とか黒字経営になりました。その頃からコンピューターで伝票を出すようになり、さらに1?2年後ホームページを持つようになり、何とか安定した売り上げを保てるようになって、現在に至っています。大勢のお客さん達が応援してくれ、素晴らしいスタッフに恵まれ、百町森はなんとかやってこれました。

本当にあれから30年たったのでしょうか。よくやってこれたものです。25年連れ添ってくれた妻にも感謝しています。

これからも百町森をよろしく。(柿田)

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